プロジェクトがNane-Nane農業祭に参加しました2026.10.22 | 活動報告
OHEPPプロジェクトは、8月1日から8日まで開催された「Nane-Nane Exhibition」に参加しました。
Nane-Naneは、スワヒリ語で「8・8」を意味し、毎年8月にタンザニア各地で開催される恒例の農業祭です。小規模農家を支援するため、8月8日を「農業の日」と定めたことに始まり、その後、各地の農業協同組合などを中心に、農業の成果を発表し、知識や技術を共有する催事へと発展してきました。特にモロゴロ、アルーシャ、ムベヤなどの農業が盛んな地域では、1週間にわたる大規模なイベントとして開催されています。モロゴロでは、昨年だけでも15万人の来場者があり、今年も同規模の来場者があったとみられます。
OHEPPプロジェクトの参加は、昨年に続いて今回が2回目となりました。会場では、プロジェクトの研究成果や活動を紹介するポスター展示に加え、バーチャル・リアリティ(VR)を活用した体験型展示を行いました。VRでは細菌を可視化した映像や、人獣共通感染症の感染経路や症状などを紹介する動画を通じて、来場者が楽しみながら学べる機会を提供しました(今後、VRは修正を加えながら介入活動の中心アイテムとして活躍する予定です)。
とりわけVRの視聴は子どもから大人まで幅広い来場者の関心を集め、体験を希望する人々の長い列ができるほどの人気となりました。州知事もVR展示に興味を示し、実際に体験してもらいました。今年はプロジェクトチーフアドバイザーの蒔田教授も会場を訪れ、各Districtの獣医担当官(DVO)を訪問するとともに、農業祭のさまざまな展示を視察しました。
今回の参加は、VRによる体験型展示とポスターによる研究成果の発信を通じて、プロジェクトの存在と活動を知ってもらう良い機会となりました。

会場でVRを体験する子どもたち

モロゴロの各Districtブースを訪問し、DVOと話をする蒔田教授