research研究内容

プロジェクトのステップ

Step 1家畜と人のブルセラ症と人獣共通結核制御アプローチの設計に必要な基盤情報の生成
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  1. バリューチェーン全体におけるブルセラ症および人獣共通結核のベースライン調査を実施する。
  2. 生産者、バリューチェーン関係者、コミュニティ、官民医療・獣医療サービス提供者それぞれのナッジの同定に向けた社会経済学調査を実施する(ジェンダーの視点に立ったナッジの同定を含む)。
  3. ブルセラ症及び人獣共通結核の感染と、地域住民の生活や健康意識との関連を人類生態学の観点から解析する。
  4. ブルセラ症ワクチン技術を開発する。
Step 2ブルセラ症と人獣共通結核介入が成功する条件の特定
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  1. 動物と人の感染症数理モデルを開発する。
  2. 参加型システムダイナミクスモデルを開発し、介入レバレッジ・ポイントを計算する。
  3. 生産者、バリューチェーン関係者、コミュニティ、官民医療・獣医療サービス提供者それぞれへの動機づけ介入を設計する(ジェンダーの視点に立った介入を含む)。
  4. 対象者に合わせた感染症対策VRおよびその他の教材を作成する(ジェンダーの視点に立った教材を含む)。
Step 3ブルセラ症と人獣共通結核制御アプローチの実証
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  1. ランダム化比較試験(RCT)を実施する。
    • (1) 介入郡にて、生産者、バリューチェーン関係者、学校・住民等のコミュニティに対する感染症教育を実施する。
    • (2) コミュニティにおいて、レバレッジ・ポイントに基づく共同介入計画を行う。
    • (3) 動物と人のブルセラ症および人獣共通結核の有病率および、生産者、バリューチェーン関係者、住民、官民医療・獣医サービス提供者の知識・意欲・行動の変容を評価する。
  2. 人類生態学の見地から、プロジェクトでおきたコミュニティにおける変化の受容の持続性を検証する。
  3. 対照郡と周辺地域で後追いの介入を行う。
  4. 感染症対策技術パッケージを最終化する。
Step 4ブルセラ症と人獣共通結核の制御に向けた介入体制の構築
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  1. 州保健及び獣医事務所間のデータ共有システム(ワンヘルス・データ共有システム)を構築する。
  2. モロゴロ州における感染症制御アプローチの普及・展開を図る。
  3. モロゴロ州におけるブルセラ症および人獣共通結核の効果的な制御に向けた政策を提言する。