第2回合同調整委員会(JCC)とScientific Meetingの開催2026.10.22 | 活動報告
8月18日、Sokoine University of Agriculture(SUA)のI.C.E.ホールにて、プロジェクトの研究活動の進捗と成果を共有するScientific Meetingが開催されました。
会議では、ブルセラ症および牛結核の人獣共通感染症の疫学研究成果をはじめ、Value Chain Microbiology、遊牧民を対象としたGPS追跡調査、人類生態学調査、システムダイナミクスモデル、ブルセラ症点眼ワクチンの研究報告、およびランダム化比較試験(Randomized Controlled Trial:RCT)の研究計画など、多岐にわたるテーマについての発表が行われました。
当日はオンライン配信を通じて日本にも会議の様子が中継され、発表者と研究資金提供機関である日本医療研究開発機構(AMED)の審査員との間で質疑応答が行われました。各研究テーマの進捗や今後の展開について議論を深めるとともに、研究内容に対する意見や助言を得る機会となりました。
翌8月19日、第2回合同調整委員会(Joint Coordination Committee:JCC)が同I.C.Eホールにて開催され、計21名が参加しました。
会議には、政府機関からOne Health担当者を中心に、大統領府(President’s Office)、首相府(Prime Minister’s Office)、畜産水産省(Ministry of Livestock and Fisheries)の関係者が出席しました。また、モロゴロ州政府からは獣医担当官、医療担当官、教育担当官が参加しました。カウンターパート機関からはSUA、国立医学研究所(NIMR)、ムヒンビリ健康科学大学(MUHAS)の関係者が出席し、JICAタンザニア事務所からも次長、農村開発担当スタッフおよびインターンの学生が参加しました。
会議では、ベースライン調査の結果を含む進捗報告に加え、今後展開する介入活動(Intervention)のアプローチ、ブルセラ症点眼ワクチンの取り扱い、獣医療サービスの参画、家畜に対応した保険、データシェアリングなど、多岐にわたる議題について協議しました。それぞれの議題に対して政府関係者から見解が示され、プロジェクトの今後の展開に向けて活発な意見交換が行われました。
今後の活動方針(Way Forward)として、蒔田教授から、これから始まる介入活動に向けての意気込みが話されました。
今回のJCCは、関係省庁やカウンターパート機関から新たな情報や見解を得るとともに、プロジェクトのこれまでの成果と今後の活動計画を関係者間で共有する貴重な機会となりました。今回の協議を通じて得られた意見を今後の活動に反映し、関係機関との連携をさらに深めながら、プロジェクトを推進していきます。

Scientific Meetingで日本の関係者と質疑応用をする様子

JCCの開会挨拶をするProfessor Esron Karimuribo(Project Director)

プロジェクトの進捗を発表するDr. Coletha Mathew(Project Manager)