ブルセラ症・人獣共通結核のコミュニティ調査2026.06.27 | 活動報告
タンザニア・モロゴロ州において、ブルセラ症および人獣共通結核に関するコミュニティ調査を実施しています。
調査はモロゴロ州内の全ての県を対象に、県・地域の保健行政担当者により、一般世帯を訪問して聞き取り調査や検査を行っています。収集したデータと検体を用いて、両疾患の有病率を把握するとともに、人と家畜の感染状況の関連や感染リスク要因を分析します。
また、住民の疾病に関する知識・認識・行動(KAP)についても調査し、その結果を地域の実情に即した介入プログラムの設計や、介入効果の評価に活用する予定です。
調査を担当してるMorogoro MCの結核・ハンセン病コーディネーターであるDr. Felista Rushimabahiziから、調査についてコメントをいただきました。「この研究は、私たちの地域における人獣共通結核およびブルセラ症の流行状況を把握する上で重要な意義があります。また、聞き取り調査に参加した地域住民にとっても、それまで十分に知られていなかったブルセラ症や、その人への感染経路について理解を深める貴重な機会となっています。」

Ulanga DCで調査対象世帯の世帯主に聞き取り調査を行う様子

Morogoro MCで人獣共通結核の検査のため、リンパ節の腫れを確認している様子

Kilosa DCでブルセラ症調査のため、血液サンプルを採取する様子